貨幣セットとは?
造幣局がその年に製造した通貨や記念コインをセットで販売しているものです。
多くは一度も使用していない貨幣と年銘板(製造年を示すメダル)をセットにしてケースに収納された状態で販売されます(年銘板が付いていないものもある)。
未使用コインが専用ケースに入っていることから良好な品質を維持しやすいのが特徴で、買取市場にも保存状態の良い貨幣セットは多く見られます。
保存状態が良い場合には高い買取価格がつくことも期待できる
貨幣セットには色々な種類があります。それぞれの特徴をそれぞれ解説していきます。
貨幣セットの種類
日本で発行されている貨幣セットは、大きく5つに分けられます。
・プルーフ貨幣セット
・ミントセット
・世界文化遺産貨幣セット
・行事用貨幣セット
・その他の貨幣セット
プルーフ硬貨とは、特殊な技術を用いて表面を鏡面加工している硬貨です。
流通用硬貨と違って地肌が光沢のある仕上がりになっており、美しい輝きを持っています。
記念プルーフ貨幣セットとしては、
世界文化遺産プルーフメダルセット「屋久島」
造幣東京フェア貨幣セット
東京2020オリンピック競技大会記念プルーフ貨幣セット
天皇陛下御即位記念プルーフ貨幣セット
などがあります。
ミントセットとは
ミントセットは、硬貨が完全未使用の状態でセットになっているものです。
日本では造幣局によって1975年から販売されるようになりました。
一度も流通していない1円・5円・50円・100円・500円が1枚ずつセットになっており、さらに特別に作られたメダルや銅板硬貨などが1枚収納されています。
ミントセット(通常貨幣セット)は、1円から500円までの1枚ずつがセットになった未使用品
完全未使用の貨幣セットで、以前は貨幣セットとも呼ばれていました。
通常プルーフ貨幣セットは、プルーフ加工された1円から500円までの1枚ずつがセットになったもの
貨幣セットを売るタイミングは「今」です。
その理由はなぜでしょうか?
近年ではコインコレクター減少により、貨幣セットの買取価格は年々下がる傾向にあります。
また貨幣セット自体の劣化の問題もあります。 手元にずっと残しておくことで劣化が酷くなり、中には破損するものもあるでしょう。
そのため、貨幣セットをいつ売ろうか悩んでいる方は、まさに「今」査定に出すようにしましょう。
貨幣セットを売却しようと考えている場合は、価値が下がってしまう前に早めに売ることをおすすめします。