オーストラリアの通貨は、「ポンド時代」と「ドル時代」の2つに大きく分けられます。
■ ポンド時代(〜1966年)
1/2ペニー、1ペニー、3ペンス、6ペンス、1シリング、2シリング(フローリン)、5シリング(クラウン)などの硬貨が発行され、イギリスの通貨体系に準じていました。
銀を含む硬貨も多く、現在でも素材価値やコレクション価値が期待できます。
紙幣は10シリング、1ポンド、5ポンド、10ポンドなどが発行され、英国王の肖像が描かれていました。
■ ドル時代(1966年〜)
1966年に十進法(1ドル=100セント)へ移行し、現在の通貨体系が確立されました。
硬貨は1・2・5・10・20・50セント、1ドル、2ドルが発行されましたが、1セントと2セントは1992年に廃止されています。
50セント硬貨は十二角形、1ドル・2ドル硬貨には先住民文化や動物が描かれるなど、特徴的なデザインが採用されています。
紙幣は1988年以降、ポリマー紙幣へと切り替えられ、耐久性と偽造防止性能が大きく向上しました。
現在は5・10・20・50・100ドル紙幣が流通しており、旧1ドル・2ドル紙幣はすでに発行終了しています。
また、記念硬貨や特別発行の紙幣も多く、発行枚数や保存状態によっては額面以上の価値が付く場合があります。
【1966年以前(ポンド時代)】
オーストラリアでは1966年までイギリスと同じポンド・シリング・ペンス制度が採用されていました。硬貨は1/2ペニー、1ペニー、3ペンス、6ペンス、1シリング、2シリング(フローリン)、5シリング(クラウン)などがあり、銀を含むものも多く見られます。紙幣は10シリング、1ポンド、5ポンド、10ポンドなどが発行され、英国王の肖像が描かれている点が特徴です。
【1966年以降(ドル導入後)】
1966年に十進法のドル制度へ移行し、1ドル=100セントの体系となりました。硬貨は1・2・5・10・20・50セント、1ドル、2ドルが発行され、このうち1セントと2セントは1992年に廃止されています。紙幣は1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルが発行されましたが、1ドルと2ドルは後に硬貨へ変更されました。
【近年(ポリマー紙幣)】
現在の紙幣はポリマー素材が採用されており、耐久性と偽造防止性能が向上しています。流通しているのは5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルで、オーストラリアの歴史的人物や文化がデザインされています。記念硬貨や特別紙幣も多く発行され、コレクション対象として人気があります。
過去のオーストラリア硬貨や旧紙幣は、現在の扱いが異なります。
■ 旧紙幣(紙製)
オーストラリアではポリマー紙幣へ移行していますが、旧紙幣はオーストラリア国内では交換可能とされています。
ただし、日本国内の銀行や両替所では対応していないことが多く、日本での両替は実質的に困難です。
■ 旧硬貨
旧硬貨は現在流通しておらず、銀行での交換はできません。
特にポンド時代(1966年以前)の硬貨は無効となっており、額面としての価値はありません。
そのため、日本で現金化を考える場合は、買取業者への売却が現実的な選択肢となります。
ポンド時代の銀貨や記念硬貨、状態の良い旧紙幣などはコレクター需要があり、額面以上の価格が付くこともあります。
特に銀を含むシリングやフローリン、保存状態の良い紙幣は評価されやすい傾向です。
不要な通貨が複数ある場合は、まとめて査定に出すことで評価が上がる可能性があります。
自宅に眠っている古い通貨があれば、一度査定に出して価値を確認するのがおすすめです。